ちゃんとしつけているつもりが子供に全然響かない…、何回言っても約束を守ってくれない…、子育て中の皆様、お疲れ様です。誰もが通る道ですよね、しんどいですよね。
そんな子育て世代の悩める皆様におすすめしたいのが、高濱正伸さん監修の”あんしんえほん”と”おやくそくえほん”です。この本はしつけ絵本として、小学校前の子供に伝えたい内容が子供にも伝わりやすいイラスト付きで記載されています。
この記事では、こどもと一緒に2年間この本を読んで感じた我が子の変化を紹介します。この本を買おうか迷っている方、小学校前の子供のしつけに迷っている方の参考になれば幸いです!
- あんしんえほんとおやくそくえほんって何?
- 5歳と3歳に響いた”おやくそく”
- 5歳と3歳が実践できている”あんしん”
【結論】小学校までに読んでおくと親も子も”あんしん”
高濱正伸さん監修の”あんしんえほん”と”おやくそくえほん”は、小学校前の子供向けに自分の守り方、身に付けるべき習慣をイラスト付きでわかりやすく説明してくれる書籍です。がんばる父家では2年前に購入し、定期的にこどもたちと一緒にこの本を読んできました。
上の子は、この本に書かれている”きらいなものでもひとくちたべてみる”というおやくそくを守って好き嫌いが全然なくなりました。また、がんばる父家の子供たちはまだ迷子になったことはありませんが、親も子供も迷子のときにどうすべきか、この本から学ぶことができました。
他にもたくさん身に付けておくべき内容がたくさん書かれています。幼稚園や保育園に通うお子さんがいる人にはぜひ見てほしい本です!
“あんしんえほん”と”おやくそくえほん”とは?
あんしんえほんは、さまざまな身近の危険から自分を守れることを「あんしん」と定義した上で、こういうときはこういう風にするんだよ、そうすればあんしんだよ、ということをわかりやすく説明してくれています。一方おやくそくえほんは、小学校に入学する前に身につけておきたいことを「おやくそく」として紹介しています。ただ「おやくそく」を書いているのではなく、なんでそのおやくそくが必要なのか、そのおやくそくを守るとどんないいことがあるのか、まで書いてくれています。どちらも共通して、子供も納得してくれるし親も子供に伝えやすいのがいいところです。
子供と一緒にしつけ絵本を読んでみた
がんばる父家では、”あんしんえほん”と”おやくそくえほん”を上の子が3歳、下の子が1歳のときに購入しました。それから2年ほど経ちましたが、今でも月に1~2回は本棚から引っ張り出してきて親子で読んでいます。
そのおかげか、この本のおかげで身に付いた「おやくそく」や「あんしん」に繋がる考え方/行動がたくさんあります。その中でも、がんばる父から見てこれは良かった!と思う内容を二つずつ紹介したいと思います!
こどもに響いた”おやくそく”
きらいなたべものでも、ひとくちたべてみる
まずは”きらいなたべものでも、ひとくちたべてみる”です。本にはピーマンとピーマンに挑戦する男の子のかわいいイラストが描かれています。このおやくそくのおかげで、上の子はどんなものでも一口食べてくれるようになりました。5歳になった今でも続いていて、そもそもきらいな食べ物が減ってきたように思います。下の子(3歳)にはあまり響いていないようで、こちらは嫌なものは嫌、絶対食べへんスタイルです…。
しかられているひとのほうをみない
続いては”しかられているひとのほうをみない”です。…と言ってみたものの、このおやくそくをちゃんと守れているか、がんばる父は実際に見たわけではないんです。じゃあなぜこれを挙げたかというと、以前どのおやくそくが好きか上の子に聞いたときに 「”しかられているひとのほうをみない”がすき」と言ったんです。正直、意外なところ攻めてきたなーと思いましたが、その理由を聞いてちょっと感動しました。
年少までは自分が叱られることのほうが多かったのに、いつしか叱られることも減ったんだな、と。しかも別の子が叱られているのを見ないようにする思いやりまでできるようになって…。この本のおかげで上の子の成長を感じることができました。
こどもが実践できてる”あんしん”
はぶらしを くちにいれたまま あるきまわらない
あんしんの一つ目は、”はぶらしを くちにいれたまま あるきまわらない”です。たまに歯ブラシで喉を突いちゃったニュース見ますよね…絶対痛い。自分の子には絶対そうなってほしくない、けどどう言ったら伝わるだろう…そんなときはあんしんえほん!どれだけ危険なことか伝わるイラスト、色使い、そしてコメント。これらをもって子供に説明すればちゃんとわかってくれます!
がんばる父家の子供たちは、歯ブラシをくわえたまま歩き回ったりすることは絶対にありません。本人達もお互いに「歯ブラシくわえたまま歩いたらあかんで」と注意しあっています。こうなったのは、あんしんえほんを読んで、それがどんなに危険で、それをするとあんしんじゃなくなる、ということがしっかり伝わったからだと思います。
ちなみに、これが伝わっても歯ブラシを手に持ったまま歩き回ったり暴れだすことはありますのでご注意ください…。
まいごになったら そのばしょで まっている
二つ目のあんしんは、”まいごになったら そのばしょで まっている”です。幸いにも、がんばる父家の子供たちはまだ迷子になったことがありません。なので、まいごになったときにどうしたらいいか、子供だけじゃなく親もわかりません。でもあんしんえほんのおかげで、「迷子になっちゃったらどうする?」と聞くと「その場所で待つ」とちゃんと答えてくれます。
実際迷子になったらそんな余裕はないのかもしれません。それでも迷子になる前から迷子になったらどうするか、親と子供で共通認識を持てるのはいいことですよね。
【まとめ】この本を読めば親も子も成長できる
この記事ではしつけ絵本である”おやくそくえほん”と”あんしんえほん”を紹介しました。文字数の関係上、2つずつしか紹介できませんでしたが、本当は”こころがくるしくなったらがんばるのをやすむ”とか”じぶんをすきでいる”とか、生きていく上で大事なことがたくさん書かれています。子供に伝えるために読んでいたはずが、いつしか読んでいる親が自分を見つめ直すいいきっかけになった、なんでレビューもありました。それくらい、子供にとっても親にとっても為になる内容ばかりです。
気になる方はぜひこの本を読んでみてください。最後までご覧いただきありがとうございました!